ローマ数字を使うのはなぜ?
2017/08/21
「たまに音楽の本とかで、
Ⅰとか、Ⅱとかローマ数字が出てくるけど、
なんでローマ数字なの?」
山口県で!
叶わない「いつか」を
「今すぐ」一生の趣味にする!
セッションインストラクター
藤林 外志貴です!
今回のテーマは
【ローマ数字を使うのはなぜ?】
です!
冒頭にも書きましたが、
「なんでローマ数字が使われているの!?」
と疑問に思っている方もいるかもしれません。
まず、あのローマ数字は、
「ディグリーネーム」
というものです。
ディグリーネームとは、
コードを表記する時に使うローマ数字のこと。
具体的にKeyがCのダイアトニックコードで
ディグリーネームを見てみると、
keyC
C Dm Em F G Am Bm♭5
Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm♭5
こんな感じになります。
キーがCなので、
CをⅠ(1番)にして、
それ以降は順番にローマ数字を振っていく
というようになっています。
では、なぜわざわざローマ数字なのか?
ここで、
「ナンバリングシステム」
の話と繋がってきます。
ナンバリングシステムはこちら!
「ナンバリングシステム」は
メジャースケールに算用数字(1、2、3、、、)
で番号を振るというものでした。
このナンバリングシステムで、
すでに算用数字を使っているため、
コード表記も算用数字にしてしまうと、
混乱する場合があるんです。
だからこそ、
コードと単音を表記する数字は、
分けた方がわかりやすい!!というわけ。
例えば、先ほどのダイアトニックコードの例。
一番右側にいる、
「Bm♭5」
というコードなのですが、
「5」という算用数字が使われています。
このように、コードによっては、
「このコードには『♭5』
(メジャースケールで5番目の音の半音下)
の音が入っていますよ。」
という算用数字も含まれて表記することがあるんですね。
もし仮にコードを表記するものが算用数字だったら、、、
7m♭5
・・・
なんだか、「頭痛が痛い」っぽくなりませんか?笑
だから、
単音を表す数字と、
コードを表す数字は区別しやすいようにしよう、
ということで算用数字と、ローマ数字で区別がされている、
というわけですね。
長々と書きましたが、
簡単に言うと、
コードと単音を表記する数字は、
算用数字とローマ数字で区別した方が、
わかりやすい!
ということです^^笑
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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